エホバの証人からの脱会ホバの証人

野外奉仕の時間を報告すべきでしょうか

 

要約:時間報告の問題に関しては貴方と貴方の家族の置かれた立場に照らしてもっとも良い方法を採用するといいでしょう。

 もし配偶者や家族が現役の証人でしたら、奉仕の時間を報告するほうがよりましです(策略に過ぎないとしても)。
  用心しなさい。
・ 毎月、時間を報告する必要があります(それが策略であっても)。
・ 愛する人からはあなたが活発にしていると思われるはずです(それが策略であっても)
・ 長老はあなたが活発にしていると思います(さもないと巡回監督の訪問時にはあなたを助けるために何をすべきかを説明しなければなりません。すると貴重な時間を浪費してしまいます)。

何のために奉仕時間の報告があるのでしょうか

  奉仕報告の主要な目的はどれくらいの量の書籍類(雑誌、ブロシェを含む)を印刷すればいいかを知ることだと、ものみの塔は主張します。それが奉仕者の報告を必要とする理由だと言うのです。
  会衆の「文書の僕」は正確な雑誌類の注文部数の記録を保存し、会衆の倉庫に残っている在庫を記録しなければなりません。それらの数字は印刷をしている支部に知らされます。
  報告が求められる唯一の本当の理由は、奉仕者に一定の精神的圧迫をかけることです。
  組織と成員は「活発にしろ」のゲームをしているだけです。組織は活発さを求めますし、信者はどれくらい活発なのかを報告しなければなりません。
「活発な」成員だけが良い立場に立てます。「不活発な」成員、「信仰の弱い」成員は良い立場に立てません。
  このゲームを理解しましょう。そうすれば、長老が会衆の中でやっている、このストレスが分かってきます。長老はこのプロセスを分かっていないかもしれませんが、長老は全力を尽くしてこの既定路線を突き進みます。
  水面下で何が進行しているかを理解すれば、あなた自身も、あなたの家族も、長老も、すべての人が余裕のある生き方ができます。
  忠節で、活発なエホバの証人と見られるようにし、奉仕時間を報告する選択をするだけです(例え誰一人にも証ししていなくても)。
  毎月、時間を報告するとあなた自身も要らぬ気配りをしなくて済みます。
  ほかに選択肢はありますか。
最低の奉仕時間:月ごとに求められる最低の時間だけを報告できます。すると「霊的に弱い」奉仕者にランク付けされ、長老は異常なくらいの警戒心を惹起します。長老はさらにもっともっと活発に奉仕させたがっています。
数時間だけの奉仕時間:毎月、ほどほどの時間数の報告が可能です。短時間の報告でも長老は嫌疑をかけません。今まで長期間、多くの時間数を報告していたのなら、いらぬ嫌疑をかけられないためにいくつかの選択が選べます。
a)翌月から以前よりも少ない時間数を報告しなさい。一人か二人の長老に話をして今は状況が変わったと説明することは良いアイデアです(健康が優れず、時間数が減りそうだなど……)。隠し事をしていないと話すといらぬ嫌疑を避けられます。同じように家族にも同じ話をすればいいでしょう(一緒に脱会できる用意ができるまで)。実行可能な策を練り上げなければなりません。例えば状況が変わったからもう限界だとか……。医者に診てもらったけど原因が分からないとか……。田舎ではよくあることですが、家族や長老が医師に尋ねるときがあります。その時に備え、医師には味方になってくれるように頼んでおく必要があります。実際には医師は胸の内に納めてくれます(患者本人以外にはその件は話せませんとか)。
b)翌月以降、徐々に時間数を少なくできます。それでも用心してください。数人の長老は様子を尋ねてきて何があったのか聞きたがります。 
  職場に出勤するときとか、職場での休憩時間や買い物しているときなどに自分から世の人に証ししていると主張すれば、世の人に伝道しなさいという長老の提案を拒否できます。このようにして一か月に数時間の奉仕報告ができます。長老に聞かれたら、これが精一杯であり、エホバ神との関係を強くしていると答えなさい。家族から聞かれたら同じように答えるべきです。
  ほとんど集会に出ないと決めたなら、電子メールなどの手段でほかの誰かに時間報告を送ります。
時期に合わせて報告を出す:問題の奉仕者と見られ、長老から疑いをかられるまで放置してはいけません。注意の気配があればスマートフォンに記録したり、カレンダーにマークを付けてしまっておきます。このようにすると質問をされないですべてが円満に運びます。長老は安泰です。あなたの報告を受けません。これであなたも安心です。尋問される心配はいりません。

 

大切な点を理解する

・ あなたとあなたの家族が一緒にエホバの証人を脱会できるまでには「活発な奉仕者」と見なされるほうが有益です。

時間をかけてよく考えて下さい

・ どのようにすれば配偶者や家族から「忠節で活発な」証人と見られ、彼らを安心させられるだろうか。
・ どうすれば長老を安心させられるか。
・ ほかにもっと良い方法(決断)が考えられないだろうか。


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