エホバの証人からの脱会

時系列聖書は家族の脱会の助けになります

要約 : 時系列の聖書を読むと、どのように考え方が変わるか、また西暦一世紀には統治体が存在しなかったことを確認する役に立つだろうか

 配偶者や家族と一緒に聖書を読むことによって、あなたは彼らが自分自身でものみの塔の教義が嘘であることを知るよう助けられます。西暦一世紀には会衆を導く統治体が存在しなかったことを、おそらくもっとも自然な方法で知るように助けられます。
 もし家族と一緒に聖書を読む習慣がないのなら、段階的に始めます。例えば、「日毎に聖書を読む」から聖書を考える時、より大きな文脈を読むか、聖書からその章全体を読みます。

一緒に聖書を時系列で読む

 目標は時系列で聖書を読むことです。なぜですか?最終的に使徒の活動を時系列で読むようになると、使徒パウロがいかなる中央集権的な権威(統治体)の監督下で働いていなかったことが、はっきり分かります。エルサレムや他の何処にも統治体のようなものは存在しなかったことは明白です。
 ですから、使徒の活動と使徒パウロの手紙読むだけで、あなたの愛する人たちは西暦一世紀には統治体が存在しなかったことが分かるでしょう。この方法で彼らの組織に対する信頼は崩れるでしょう。さらに率直な話し合いへと心が開かれ、もっと学ぼうとして、最終的にはあなたと一緒に組織を出ます。
そのためには時系列で聖書を読むこと、そして異なった筆者によって描かれた同じ物語(例えばイエスの生涯)を読むことの優れた点を示すことが、まず必要なのです。
  イエスが祝われた最後の過越について例を挙げましょう。
 マタイ26:17-19はイエスが弟子たちに過越の準備をさせたことが、とても簡潔に描かれています。マルコ14:12-16では二人の弟子を遣わしたことが付け加えられています。そしてルカ22:7-13ではもっと詳細に彼らの名前、ペテロとヨハネを書き加えて物語を仕上げています。

ものの見方を変える

  エホバの証人は本当に聖書を理解するためには、助けが必要だと教えられています。

もちろん,援助は必要です。神の備えた助けを活用せずに,ただ聖書を読むだけの人は,恐らくその光を見分けることができないでしょう。だからこそ神はマタイ 24章45節から47節で予告されている「忠実で思慮深い奴隷」を任命されたのです。今日,その「奴隷」を代表しているのはエホバの証人の統治体です[ものみの塔誌1992/5/1P31]。

思考様式の中断 : 従って時系列で聖書を読むことは、エホバの証人の思考様式に対するとても新しい概念なのです。それは新しい考え方の余地を作るために、古い型を中断させるものとして驚くべき成功を収めます。そこから得られる益こそ配偶者や家族のために求めていたものです。例えば彼らは続く2つの節が何年も離れた出来事を描くことがあると気が付くようになるでしょう。互いに何百マイルも離れた場所で起きた出来事です。現代のような速くて快適な交通手段もなく、便利なコミュニケーション手段(電話やインターネットなど)もない時です。
  うまくいくと次のようになるでしょう。
彼らの心を開く : 次第に新しいことに心を開くでしょう。
新しい方法で物事を見る : 今までなら気にも留めなかった史実に関心を示し、全く新しい方法で史実を結びつけるようになるでしょう。
独立的に物事を展望する : 彼らは今までは自らの意思ではなくものみの塔の説明に依存していました。
  新約聖書を手始めに聖書を時系列で読むだけであなたは徐々にこれら全てを成し遂げられます。

時系列で聖書を読む方法

 時系列で聖書を読む時、どのような史実を見つけるべきでしょうか?少なくとも次のような史実を見つけるべきです。

時間 : 隣あった聖句の間でどれくらいの時間が経過していますか?新世界訳聖書の相互参照聖句(ガラテヤ1:17-18)を使うと、使徒の活動9:25と9:26の間にどれくらいの時間が経過していますか? 使徒パウロがダマスカスから「ケファ(ペテロ)に会うために」エルサレムに行く前にまる3年が経過しています。そして主の兄弟ヤコブの他には誰にも使徒に会っていません。パウロが回心した後エルサレムに行く前にまる3年が経っているのです!
場所 : その経過においてどの場所が説明されていますか? 上の例ではダマスカスとエルサレムです。
距離 : ダマスカスとエルサレムの間にはどれくらいの距離がありますか? 今日のデータを使うと飛行機では218キロ(136マイル)車では312キロ(193マイル)。西暦一世紀当時には、道路が舗装されていなかったため、距離はおそらくもっと長かったでしょう。もし一世紀に1日15マイル歩いてダマスカスからエルサレムまで、1日も休まずに旅をするとしたらおそらく12日かかります。
  このように全く違う方法で聖書の物語を見ることができるようになります。
 必要な物 :
  時系列の聖書と相互参照聖句付き聖書(例えば新世界訳聖書)。新世界訳聖書の相互参照聖句はとても役立ちます。
 パウロの宣教旅行の路程が付いている聖書地図
 
  まずあなたのために時系列の聖書を手に入れて読み始める必要があります。

時系列の聖書

 時系列の聖書はたくさん種類がありますが、それらの全てが同様の方法で作られたわけではありません。ほとんど試してみましたが私の経験では、また私を助けてくれた人の経験からすると、次の物はお薦めできます。

Reese Chronological Study Bible: ジェームズ王欽定訳聖書

エホバの証人が使用しているのと同じ日付けが使われているのが特徴です。(例えば創造の日は紀元前4004年 エホバの証人は紀元前4026年)
この本の付録(「聖書では統治体や中央集権的な組織は存在しない」)を使うなら、あなたが必要としている、1世紀には中央集権的な組織(統治体)はなかったことを証明するのに最も近いものがこの時系列の聖書の使徒行伝にあります。
Reese Bibleは使徒の活動を次の順番で表示しています :
使徒1:1-9:22 ガラテヤ1:17 使徒9:23-28 ガラテヤ1:18 使徒9:29-43 使徒10:1-12:23 ヤコブ1:1-5:20 使徒12:24-15:12 ガラテヤ2:7 使徒15:13-35 ガラテヤ2:11-14 使徒15:34-18:17 テサロニケ(一)1章など。(太字の部分は私たちの目的にとって最も重要です)

 他にも以下に挙げている最新の翻訳を選べます。しかしながら使徒行伝についてはReese Chronological Study Bible ほど詳しくは書かれていません。

The One Year Chronological Bible NIV(NKJK,NLT)

 この書籍では使徒の活動の出来事は次の順序で表示されています(少なくとも私が持っている版では):
使徒1:1-14:28;ガラテヤ1:1-6:18;使徒15:1-18:3;テサロニケ(一)1章など。従ってReese Chronological Study Bible ほど詳しくはありません。

 もし100%確実に入手したいと思うならwww.FreeFlowPal.comのウェブサイトから購入できます。
注 : このウェブサイトのリンクから購入していただけたら、私には手数料が入ります。
 エホバの証人の配偶者や家族と一緒にこの聖書を読みたい場合は、電子書籍ではなく、紙媒体の聖書や本を入手した方が良いでしょう。聖書を机の上に置いて開けるなら、特定の節に印をつけたり目立たせたりして、簡単に読み返せます。

時系列の聖書を読む計画 : もしあなたが紙媒体の時系列の聖書を買う余裕がなかったり、なんらかの理由で買いたくないなら、時系列の聖書を読むプランをプリントして配偶者や家族と一緒に読みます。
  重ねて言いますが、いろんな読書プランがありますが、なるべくたくさん試してみて、私は中央集権的な組織(統治体)の主張を突き崩すという目的に最も適したプランを選びました。
  www.FreeFlowPal.comからダウンロードできます。
  まず自分でこの読書プランを試してみてください。常にページをめくらなければいけないので、このやり方はとても使いにくいというのが分かるでしょう。また覚えておいてください。人々は無意識のうちに、インターネットからダウンロードしたPDFファイルを見るよりも、印刷された本の方に信頼を置く傾向があります。考慮すべき点;プリントアウトしたものを選ぶか時系列の聖書を使うか最終的に決めるのはあなたです。
  私の家族はプリントした読書プランには乗り気ではありませんでした。そこで2冊の時系列の聖書を使いました。新約聖書から始める時はThe One Year Chronological Study Bible NIVを使い、使徒の活動を読み始める時はジェームス王欽定訳のThe Reese Chronological Study Book を使いました。

時系列の聖書を用いて始める方法

 使徒9章から時系列の聖書を読み始めるのはお薦めできません。おそらくあなたの配偶者や家族は、その過程でやる気をなくし、尻込みするでしょう。それで彼らに徐々にやる気を起こさせる必要があります。The One Year Chronological Bible NIVの前書からいくつかのアイディアをもらうことができます。

 聖書の出来事が、いつ起こったのか疑問に思ったことはありますか? 今までに聖書の出来事の順序に戸惑ったことはありますか? それらの出来事の間にどれくらいの時間が経過したのだろう?聖書を読み通すだけで苦労しましたか?読みやすく、聖書の物語の流れを理解するのに助けになる聖書が必要です。
 The One Year Chronological Bible は新国際版聖書 の本文全体が入っていて、実際に出来事が起きた順序で編集されています。この独特の視点により、聖書全体をひとつの物語として読むことができますし、歴史の中で神のご計画が展開しているのを見ることができます。
年代順の聖書を読めば、普通の聖書を最初から最後まで読んでも得られなかった、聖書についての独特の視点を得られるでしょう。
 例えばサムエル(一)19:1-17で、ダビデを捕まえようと送られた兵士たちから逃げ出した時について読んだ後、すぐに詩編59編でダビデがこの状況の中で、神にどのように心を打ち明けたかが読み取れます。
  パウロの手紙を読む時、その手紙が使徒の活動に記録されている彼の宣教旅行の行程とどのように一致しているか知ることができるでしょう。あなたは様々なメッセージが、どのようにひとつの展開する物語に収まるか知ることができるでしょう…あなたはまた、はるかに正確に出来事を時系列に配置できるようになるでしょう。したがってそうした出来事をより視覚化してその真価を認めるでしょう。

家族に何を強調するか

 まずあなた自身が時系列の聖書を入手し精通します。
  それから家族と共に座り、本を見せてやる気を起こすようにしましょう。新約聖書から始めて一緒に読みましょう。結果について一喜一憂しないように。
 例えば毎日1ページか2ページずつ読むことができるか提案します。結局のところ、エホバの証人はもともと「聖書研究者」と呼ばれていたんじゃないですか? 大事な点は、毎日この方法で聖書を読む習慣を身につけることです。新約聖書から始めます。使徒行伝に行き着くまでに何週間かこの方法でやることが大事です。
 徐々に家族は新しい考え方において進歩するでしょう。
 文脈の中で出来事を考え始めるでしょう
  家であなたが時系列の聖書を読んでいることを、家族が周りの人に言って欲しくないでしょうから、時系列という用語が見られないように、いつでもこの聖書にカバーをつけておくのは良いことです。毎日一緒に時系列の聖書を読んでいても、家族がこの用語にそれほど警戒心を抱く必要はありません。

大切な点を理解する

・ 時系列の聖書を読む利点は何ですか?
・ 家族にとってどんな時系列の聖書が一番良いでしょうか?

時間をかけてよく考える

・ 配偶者や家族が関心を高めるような方法で時系列の聖書を読むことを提起するとしたら、その可能性はいかほどだろうか?
・ 時系列の聖書を読むよう提案するとしたら、どんな機会やタイミングが最も良いだろうか?
・ もっと良いどんな学習法が考えられるか?

 

 

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