ものみの塔の間違いをはっきり言うべきでしょうか
要約:レイモンド・フランズのようになりたいですか。あるいは一介のエホバの証人の成員にすぎなくてもかまいませんか。
ものみの塔を離れるエホバの証人は組織の間違いを証明しなければならないとの強い思いを抱いています。その思いは自分だけではなく、家族や友人にも、世界の全人類にも、さらに神に対しても向けられます。
初めに言うと、ものみの塔の教義とその神学の間違いは幾度と無く証明されてきました。ものみの塔の偽りや、誤った考えや、人心の操りや、歴史的に明らかになったエラーは、すべて詳しく出版物やウェブサイトの上に晒されています。
実際には新しく何か目新しいものをさらに晒そうとしてもなかなか見あたりません。
そして、周りのエホバの証人はそのようなものに目をつぶっています。周りのエホバの証人にそのような情報を見せるなら、背教者の考えをしていると長老に密告されるでしょう。集会で鍛えられてますから、「エホバに立ち返る」助けをしようとしてそのようにします。家族が味方にならないなら、ものみの塔の間違いを証明しようとすると、地雷原に侵入してしまいます。
その過程で生じるおそれのあるすべての犠牲を考え、慎重になりなさい。下記の点に思いを巡らしなさい。自分なりに付け加えるものがあってもよろしいです。
次のように考えてみなさい。
レイモンド・フランズのようになりたいですか。一介のエホバの証人でもよろしいですか。
レイモンド・フランズはエホバの証人の統治体の成員でしたし、2冊の本を著し、数千人の人々を目ざめさせました。その足跡をたどることには意義があります。
ここで考えてみてください。
ものみの塔の間違いを証明するために何かを犠牲にしましたか――時間、感情、エネルギー、財産などです。
どんな結果になろうがそれに向き合えますか。
家族の助けになり、家族に自由を得させるために思い直しましたか。
大事な点を理解する
・ ものみの塔の間違いを証明してあなたと家族のために何か助けになることがありますか。
・ それを持ちかける前に新しい事実やものの見方が得られましたか。
・ ものみの塔の間違いを証明すると決心したなら、ものみの塔の間違いを証明するに当たっては最善の機会がありますか。
時間をかけてよく考える
・ ものみの塔の間違いを証明するとしたらその結果、何が起きるだろうか。
・ 間違いを証明する必要があるのにそれをあきらめたらどうなるか(その可能性は)。